エピソード編
★ サッカーのユニフォーム
息子のお土産のリクエストはサッカーのユニフォームだった。
それも
「ユベントスのデルピエロの名前が入っているのね! ナカータ、ナカータと言って売っている偽物は嫌だよ」とのこと。
観光地を歩くと、確かに「ナカータ! ナカムーラ!」と声がかかり、
「1000円、1000円」となどと声高にサッカーユニフォームを売っている。
ミラノ、フィレンツェ、と本物を探したが見つからない。
心配になってとりあえず偽物でもいいかとデルピエロの背番号入りのを買っておいた。
ローマで三越デパートに行き、やっと本物に出会うことができた。
名前や背番号はなかったけど、仕方ないよね。(写真は本物)
1万円近くしたけど、彼はいったいいつこれを着るんだろうね・・・
2枚のユベントスが彼のたんすに眠っている。
★ イタリアトイレ事情
まずはこの写真を見ていただきたい。
とある免税店の有料トイレである。50セント支払って入って、なかなかきれいに掃除されている。
紙もあるし、手洗いには洗剤も、ハンカチ代わりに温風だって出る仕組みだ。
ところが「便座」がない。
イタリア中旅する間、70%近くが便座なしなのだ。
はじめは、え!どうするの?? とびっくりした。 下着が濡れちゃいそう・・・・
が、案ずるより産むが安し、結構なれてしまった。
しかし洋式に便座がないなら、和式の方が楽だよね。
女性の現地案内人に何故なのか聞いてみた。
今イタリアには流れてきた外国人がとても多く、公衆トイレを安心して使える状況ではないのだそうだ。だからホテル以外は便座があっても使わない方が良いとのこと。

トイレが少ないのにも驚いた。広々したレストランのトイレもたった一つだったり、大きなハイウェーのトイレも3〜4箇所しかなかったり。アッシジの街では、バールのひとつだけのトイレを借りるのに長く並んで苦労した。他を当たっても断られたりなかったりする。水を流すレバーの場所、鍵のないトイレなどなどツアーの女性たちは実に仲良く教えあい助け合ったのだった。日本ってトイレ天国だったのだわ・・・・
★ 着物姿の女性が!!

ポンペイでのことである。すれ違った日本人観光団体の中に着物姿の女性を発見。ご年配の方だったが、着慣れておいでのようで、さりげなく着こなしておられた。オーット!すれ違いざまにみたら、ショールはビトンの柄で、大きく「ルイ ビトン」と書いてあった。
★ イタリア車事情
     
駐車場を作るという観念がないみたいだ。どの道もとめられた車でいっぱいなのだから。縦列にずらりととまっていて、しかも2列になっていたりする。写真は市役所のような建物の駐車場。職員のらしいけど、早く帰りたい人は遅刻寸前に出勤するのかなぁ。
★ 機内の12時間半は
成田からミラノまでは12時間半。狭いエコノミーの座席でこの時間をどう過ごすか。
これがとても心配だった。
ハワイの8時間だって、すごーく背中が痛かったし足か浮腫んだ。・・・エコノミー症候群も恐ろしい。
娘と私の作戦はこれ!
ひとつはクロスワードパズルの雑誌。
テレビを見ようと思っていたら、席が悪くてとてもみることができなかったから、この本に大いに助けられた。
飽きないように、漢字のナンクロ、クロスワード、お絵かきなどいろんなパターンがそろっているのにした。
おかげで、一人で悩んだり一緒にあれこれ考えたり、暇つぶしにはもってこいだった。
足が浮腫んで靴が履けなくなるのを防ぐには、専用ストッキング「メディキュット」を用意した。これも大成功。上に厚手の靴下をはいてスリッパにしたら、暖かくリラックスできたし、むくむこともなかった。
そして、席に座っているときや、トイレに出たときに体操をした。行く前に本で読んだのだ。かかとを上げたり足首を回したり、簡単なストレッチも試した。おかげで往復とも背中や腰の痛みに悩まされることがなかった。
皆さんにもぜひオススメしたいな。
バスの車窓からオリーブ畑が延々と見えていた。畑の緑には黄色の花が咲いている。菜の花じゃないし、タンポポでもなさそう。なんの花なのか気になって気になって。
途中のトイレタイムで謎が解けた。黄色のオキザリスだった。日本じゃ夏に咲くけれど、真冬に咲く品種かしら?? 南の地方では道端にも良く見かけた。
ローマの松 

かなり背が高くなる。

自然と丸くなるみたいだ。
糸杉

天にも届けとひたすら伸びる様子が面白い。

とてもよく目立つし、あちこちに植えられている。

ゴッホの絵があったよね。
★ 謎の絵葉書
イタリアから2通我が家へ絵葉書を送った。ホテルにお願いすれば切手を貼って出してくれると思ったら甘かった。郵便局かタバコやさんで購入しないとだめだそうだ。フィレンツェの美術館で郵便局を発見。切手を購入、投函することができた。2通目は最後の日の投函になってしまった。
ところで、我が家に帰ってみると、もうイタリアからの絵葉書がテーブルの上に載せてある。


「パパとはるき君へ
今日はミラノを歩きました。とてもたくさん歩いたので、おねえちゃんははやばや寝てしまっています。○○○○○云々・・・ 二人ともお留守番おねがいしますね。ママより」と書いてある。


可愛い文字だけど、私のじゃない!!我が家の息子の名前じゃない。住所は、似ているけど番地が違う。丁目を抜かしている。ああ、あて名も書いてない!!なんて慌てもののママなの!!
日付は1月5日、お正月のが今ごろ届いたのだ。しかし何という偶然。妻と娘がイタリア旅行中の夫と息子の元へ届くなんて。しかもやっぱり母と娘のイタリア旅行。
何でも私たちが出かけて2日目に届いたのだそうだ。なんとか届けてあげたいと思うのだが、宛名もないしわかるのは息子さんの名前だけ。今も私の手元にある。いつか探し出してお渡ししたいものだ。
私の送った絵葉書は、無事我が家へたどり着いている。

「あわてんぼうのはやと君のママへ  あなたを探しています。 」
 とマンションのホームページの掲示板にカキコしてみた。そうしたら管理人さんが「はやと君のいるお宅」を探してくださった。電話してみたら奥様はお留守でご主人が出られた。
ええいままよと恐る恐る切り出してみた。
「あのう、奥様とお嬢さんがお正月にイタリアへお出かけになりませんでしたか??」
「そうかも知れません・・・・」
と怪訝なお答えだったけど、訳をお話したら、とっても気さくにお話してくださった。
夜とっても元気で明るい声の奥様が電話してくださった。一緒にびっくりして喜んでくださった。こんど我が家に葉書を取りに来て下さるという。楽しみだ。


★ 素敵な添乗員さん
この詳細なメモはわれらが添乗員さんが、睡眠時間を減らして書いてくださった旅日記である。私たちの見学した場所をきちんと網羅してある。ありがたや、ありがたや。おかげでこのホームページも出来上がったといって過言でない。800枚近い写真なんぞ大変なばっかり。まったく撮ればいいと言うものじゃあないね。
鹿志村さんは図書館で借りた児童向けの「ローマ」や「ポンペイ」の本を持ってきてくださって、バスの中で回覧してくださった。もう一度イタリアへ行くときはやっぱり鹿志村さんにお願いしたいものだ。

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