★ウォーキングをはじめる(2001/8/8)


さて、歩くと言ってもいろいろある。

いつ、どこへ、どんなふうに??

実はすでにウォーキングの真似事はしていたのである。



パソコンに魅せられて5年になる。

毎日せっせとパソコンに向っている。

肩が凝るわけじゃなし、目が疲れて痛くなるでもない。

どうも、「好きな事をしている時」って何も辛いことが起きないようだ。


でもなんとなく運動不足が気になる。

こんなに椅子に座りつづけて良いわけがない。

「運動不足の解消にウォーキングを始めない?」

という友人の誘いに即座に乗ることにしたのが昨年の今ごろのことだ。


彼女の都合に合わせて時間は夜8時。

マンションの敷地の回りを2周する。

ちょうど40分で3キロ程度のようだ。

おしゃべりしながら歩く40分はあっという間。

日にも焼けず、快適だ。
こんな道を歩いていた

夜はちょっと怖いよね。


特に待ち合わせはしない。

8時になったら家を出て、彼女が降りてこないようだったら、

私は右回りに歩き始める。

彼女はいつも左回り。

途中で一緒になったら二人で歩く。

夜歩く人は結構居て、ほとんど同じメンバーと顔を合わせるので、心丈夫だ。

風邪をひいたとか疲れたとか休み休みではあったが

なんとか続いていた。


ところがこの春、彼女の引越しであっけなく相棒をなくしてしまった。

しばらくは一人で歩いてみた。

しかし夜の一人歩きはどうも辛い。

不用心だし、なんともストイックな行為なのだ。

愉しみが何もない。

せっかくのウオーキング習慣が風前のともしびになってしまった。



そんなときに、平均以下の骨密度の測定結果である。

お蔵入りになりかかっていたウオーキングを再開。

3キロなんていわずにもっと歩くことにした。

夜の一人歩きは危ないので、夕方4時半頃、

食事の用意をすこし済ませてから歩きだす。

何せまだ暑い盛りの7月のことである。


歩く先は決めていない。

買い物やポストや図書館、そんな用事も済ませつつ歩く。

リュックがとても便利だ。

毎日違う道を歩いている。

遠くまで歩くのが気持ちよく、探検している気分になる。

遠くまで行きすぎると帰りが気になるが、

行きすぎたときは電車やバスで帰ればいいことだ。

本当に困ればタクシーだっていい。

高いお金をだして、スポーツクラブに入ること思えば、なんの事はない。

そう思えばどこまでも歩いていける。



しかし一人できちんと続けられるかどうか、かなり心配だ。

飽きっぽい性格なのである。

パソコンだけは不思議に飽きない。

それじゃあ、歩くことをホームページにして見よう。

皆さんに発表してしまえば、止めにくい。


こんな所へ行った、珍しいものを見たと写真を撮りつつ掲載すれば

愉しみが倍化しそうだ。

読んで下さる奇特な人がいたら、もうしめたもの。

図に乗るのは上手だから。

どうか皆さん、私のほね骨大作戦、末長くお付き合いくださいませ。