80歳からのパソコン

すごいスピードでキーボードをたたく男の絵

父のホームページは、2014年9月末に閉じました。

ご覧くださったみなさん、ありがとうございました。


名前は野草爺 ・ 印はえびね
パソコンの接続ができて、IDを決めるときに

ハンドルネームは野草爺でIDは「yasozy」にしようと決めた。

心づもりがあったのかしら、意外にすらすらときまった。父らしい名前だ。


おまけに印の絵を描いて欲しいと言う。

図鑑を広げて見せられたのはえびねの葉。

そう言えば、庭にたくさん育てている。

このページの一番下にあるのがえびねで、父の印である。
ワープロのデータをパソコンに
今まで毎日ワープロに向かって趣味のことを続けていたから

ワープロには膨大な資料が詰まっていた。

といってもフロッピーに入っているわけだけれど。

その資料をパソコンにもって来れるかどうかが、かなりの心配事だった。


ワープロの説明書を読んで、互換性のあるフロッピーを用意。

なんとか成功した。

父もすぐに覚えたから、今までの作業が全く無駄にならない。

ほっとした。

メモ魔そして典型的A型人間かも
父にパソコンの説明をはじめると、ともかくメモをとっている。

私が書いてしまうこともある。

若い人じゃない限り、このボタンを押して、

次にここを開けてというのを一度で覚えられるものではない。

メモをとらなくちゃね。


しかし、それにしても父のパソコンデスクの中身は天晴れである。

購入したときの保証書や説明書はもちろん

マニュアル本やCDにもナンバーが振ってあって、しかも一覧表を作ってある。

分厚いマニュアルは読みにくいからと半分に分けて製本してあった。

恐れ入りました。

メールを始める
まずはメールができるようにとメールの送受信をはじめた。

「らくらくめーる」とかいうおもちゃのようなソフトが入っていたが、

先の事を考えて、アウトルックエキスプレスを初めから使ってもらった。

思ったより簡単に覚えてくれた。

自分に出したり、私や弟にだしたり、町会の友人、孫にも出して嬉しそうだった。

が、なかなか書く事もなくなるし、次第に回数も少なくなってしまった。
シニアネット久留米へ入会
メーリングリストに入会すると楽しい。

個人メールではメールの楽しさが半分もないと実感していたので、

私の入会しているシニアネット久留米を勧めてみた。

「ホームページをコピーしてメールに貼りつければいいけど、

今度来たとき私がやってあげるね」

と言って家に戻ったのだが、


2〜3日後には、

「入会したよ。なんかイヤにたくさんメールがくるね、しかもどうでもいいようなことばかりだよ」

と電話があった。

ちょうどパソコンを購入して5ヶ月ほど経った頃だったと思う。

ちょうどあまり良いメールが流れていない時期だったのよね。
久留米でネットのみなさんと会う
11月初め、両親が久留米を訪ねて来た。

毎日メーリングリストを読んでいるので、人の名前も良く覚えている。

音楽の須佐さんね、まるちゃんは男性なんだねと話が弾む。

できたての情報プラザを訪問する事をとても楽しみにしていた。

ちょうとNHKがシニアネット久留米の活動を大きく取り上げてくれていて、

その撮影の日に当たっていた。


受講もしてみたいと張り切って出かけると、メンバーのみなさんがたくさんおいでで、

お目にかかることができ、ラッキーだった。


しかも受講風景をちゃんと撮影されていて、テレビに映し出された。

なんか大きな口を開けていたよ言いながら

とても嬉しそうだったので、私も大満足。


ホームページ作成  

「ホームページを年内に作りたい。」

「ソースさえあればすぐできるけど」

と言うわけで、ホームページビルダーをインストール、さっそく作ることになった。

「野草爺庵」と名前も決めてあった。


「野草爺の世界」はワープロで作ってあって、持ってくるだけだった。

「短歌」を縦書きにしたいと、かなり強硬に言われたが、画像にしたのでは重いし、大変だ。

表を作って一行分に設定すればできそうだが、

初めて作るページにそんな煩雑な事はしたくない。

横書きで我慢してもらった。


「樹木大好き」には写真を入れたいとデジカメを手に散歩に出かけた。

ちょうど私が買ったばかりのデジカメを持って行っていたのだ。

すっかり気に入って、操作も覚えたからと、代金をもらって手渡してきた。

多い目にもらったから、もうけちゃった。(^_^)


画像処理ソフトでの画像の処理は覚えるのが大変そうだった。

解像度を直してとメモしてきたが、難しそうだ。


ホームページビルダーの説明をしながら作り上げた。

アップしないと気分がでない。 すぐにアップして様子を見る。

こうなるとどんどん欲が湧いてくるものですよね。

一応アップはしたけれど
初めのときは、とりあえずアップして私は家に帰った。

父のところまで片道3時間近くかかるから、簡単に行ったり来りはできないのがだ。


次回はあれこれ注文を聞いて壁紙を変えたり、ロゴの作成をしたり。

これはわたしの仕事。

カウンターもつけたし、ばっちり。


手直しして、アップすることを何度か繰り返して練習。

一人でできるようになった。

しかし、誰もが躓く道。画像が出ないという。

名前がヘンだったり、いつのまにかjpgでなくなっていたり。

幾度か手直しして、なんとか満足のできるページになった。


ホームページビルダーもなかなかの難物だし、FTPも緊張感のいるものだ。

よくこなせるなと、感心してしまった。


ネットのみなさんに紹介。

いろいろメールをいただいて、嬉しそうだ。
200年11月
とじた時の父のホームページです。

4つのブログもありました。



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